朝からゲリラ豪雨で、試乗予約の時間まで降るかと思いきや、家を出るころにやんで青空が見えてきた。
雨なら雨でその時の車からの見え方も知っておきたかったが。
またまた夫を連れて出かけた。
まずは試乗で、予定しているクラスよりも少し上のモデルだったが、まぁまぁ快適に乗れた。排気量が1200なので坂がちょっと踏ん張る感じだったが、ベタ踏みをしなくてもよかった。視認性はいい。何よりも静かだ。今乗っている車に比べればどの車でも静かだろう。イストより少し長いので多少ぶん回し感が残るが、慣れの問題かもしれない。試乗は大切だなぁと思った。
気持ち的に今日決められたらいいかなと思っていた。詰めに詰め、このオプションは何だ、いらないでしょう、これは削る、もう少し勉強できるか言葉穏やかに繰り広げた。店長と相談、怒られてきた、という常套文句（担当の方の表情はさほど困った顔ではない）も聞いてあとちょっと。
「この3万、きれいにできませんか。出来たら今日ここで決めます」
それから担当の方が戻ってくるまで少し時間がかかった。とぼとぼと戻ってくる様子はまだ縁起が残っていて、表情も同様だったが、心なしか顔色が悪い。
「ここだけの話なんですが」
どれだけ値引いたか原価がどれくらいか少しだけ見せてくれたけれど、本当はそうでもないでしょうな感じも受けた。
きれいになるまでもうちょっと粘りたかったが、夫の「潮時かもな」的な目があり、予算上限を3万超えてしまったがその値段にした。
印鑑を持っていなかったので書類に署名をし、準備するもののメモをもらって帰宅。
午後から役所や銀行を回ってすべて準備できた。お金も振り込んで、夕方には振り込みを確認したという電話をもらった。
しかし高い買い物だなぁ。
貯金額が減った通帳を見て、また貯金しなきゃと気持ちを切り替えた。