のんびり、ゆったり、日々のつれづれ

ほこりをかぶっている

父にピアノを教え始めました。
「練習できた?」
父に聞くと、ふっと目線をそらします。
案の定、初めだけやってあとは放置していたんです。楽譜を探すときっちりと2つにたたまれたコピー用紙が出てきました。ほこりもかぶっています。
「ほらね、お父さんはいつでもそうなんだから。コピーしてもらってもそれっきり。まったくだらしない」
母がきつい口調で言い捨てました。
「何だよ、やっていたじゃないか」
しかしほこりをかぶった楽譜が、手付かずだったことを物語っています。
「やるよ、やりますよ」
父がピアノの椅子に座りました。

五線譜上の音をピアノの鍵盤に当てはめていきます。
まずは「真ん中のド」を覚えてもらいました。
「ド」と「ファ」の区別がついていなかったので、黒の鍵盤の数を見ながら教えました。
オクターブを変えながら同じ音を出してもらいます。
次に私がオクターブを示し、その範囲内で言った音を出してもらいました。
最後に一番簡単な曲を右手だけで弾く練習。楽譜にはすべて音をふりました。
今日のレッスンはこれでおしまいです。
次回は、音の長さと右手の運指です。

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