のんびり、ゆったり、日々のつれづれ

サイパンの訪問で、万歳岬を知った人はどれくらいいるんだろうか。
ダイブにも適した海の美しさに心奪われて、記念撮影をする観光客も多い。
悲しい過去があったことに気づく人はどれくらいいるんだろう。
海の底で眠る人たちの声に耳を傾けてほしい。
私は見ていないが、投身する映像が流れていたそうだ。
命の危機、捕まったら何をされるかわからない。生き恥をさらすよりも自ら命を絶つ。
そこまで切迫していた状況と時勢。
「万歳」と言い国家のために命を投げ出す。それが美徳と言われていた異常さ。
子供の成長を見届けたい、これから先の人生を考えたいという、個々人としての思いは、当然あっただろう。
特攻隊でも「お母さん」と最期に言い、死んでいった。
今年は戦後60年にあたり、さまざまな催しがあると思うが、そんな時代があったことをけっして忘れてはいけない。

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