のんびり、ゆったり、日々のつれづれ

物わかりのいい妻は疲れる

夫の休みに合わせ、私も月に1日は休みを合わせることにしている。

そういう融通がきくのは私の方だから。

だが、8月ごろから休みの夜に夫がバイトを入れるようになった。

「人がいない」が理由で、実際にバイトに行っている。

あまりのドタキャンの多さに、夫が自分からバイトを申し出ているのかと疑うほどだ。

半分はそうらしい。

「家にいたってすることないし、バイトに行けば金になるじゃん」

夫論だ。

そうだよね、家にいたってゲームしかしないし、あなたはこの家に居場所ではなく寝場所を求めているんだものね。

夫が家で何をしているか。

起きていればゲーム、昼寝(これは寝ているか)。ビールを飲む、風呂に入る姿しか思い浮かばない。

あとは寝ている。お気に入りのぬいぐるみを抱いて寝ている。

私がいないときは私がいる時には絶対できない遊びをしている。

妻のことは構わない。

今日も約束していたことがあったのに、夫はバイト先に電話をして、シフトを入れていた。

バイト(暇つぶし、妻の相手をしなくて済む、家事をしなくて済む)の公式だ。

優しい妻は夫が溜めこんだ家事をすべて片付け、悔しい思いでこれを書いている。

先ほど、約束の時間に寝ている夫のところに行ってみた。

殺気で夫は目覚め、その顔が一瞬にして怯えた。

「確信犯でわざと寝過ごしました」

そう顔に書いてある。

「寝てな」

私は言い捨ててリビングに来た。

夫は、「バイトで人がいなくて仕方なく出るので寝ています」という大義名分を私に認められたと思い、また寝た。

毎回のことだ。

来年は結婚10周年で、6月に海外に行く予定を夫に伝えた。

案の定乗り気でない答えだった。

「えー、休み取れないと思うよ」

それもゲームをしながら。

先日実家に行ったときに、妹に旅行に行かないか持ちかけてみた。

「いくいく!嬉しい!」

そして夫に「妹が一緒に行くってさ。夫は休みが取れないからって断ったよね」と言うと、やはりゲームをしながら「行こうかなぁ」だと。

誰がお前と行くか。

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