幼稚園の頃、自宅の隣に音楽教室があったのでそこに通い始めた。
受験があったので中3でやめたけれど、足掛け10年。
聴音（音をドレミファソラシドの音階で言い当てる)は常にパーフェクト。音感は優れているらしい。
5年生の時、親に頼み込んでピアノを買ってもらった。その割に「練習しろ｣と言われ続けていた覚えがある。
今、ピアノは実家にある。
気まぐれに弾いていた妹も家を離れ、もう誰もピアノには触れなくなっている。
3年前に触れたきり、私も弾けなくなったと思っていた。
現に「冬のソナタ｣を試しに弾いてみたが一向に勘が戻らなかったからだ。
そして今日。
仕事中にピアノを弾く機会があった。
はじめは右手のメロディーに簡単な伴奏をつけただけ。それでも初めのうちはつっかえた。
そのうちだんだんと勘が戻ってきた。伴奏もアレンジできるようになった。
嬉しかったなぁ。
幸い我が家にはキーボードがある。鍵盤が軽いのでピアノほどしっかりと弾くことはできないが、指の運び方だけでも練習できるだろうな。